TONAKAIの駅弁だいすき！

盛岡から東北本線を南下して北上で乗り換え、北上線で新庄駅へ。



天気はあいにくってかんじでしたが、途中には晴れ間も見えたりして、乗り鉄の旅には支障のない範囲でした。

新庄駅では山形新幹線の乗り場も在来線と同じフロア（？）にあって、ちょうどそのあたりで駅弁を販売していました。



同じ山形県である米沢の駅弁も売っていましたが、せっかくなので新庄の駅弁「山形特選　牛めし」を購入してみました。

外箱には方言のコピーなんかもあって、ローカル感がステキです。



開けてみるとこういう具合で、いわゆる牛めし系の見た目です。

牛一辺倒もいいけれど、糸こんにゃくや錦糸玉子、しめじも良い仕事をしてくれます。
すき焼き感！



中でも特徴が現れているのが、付け合せのしそ巻きとさくらんぼです。

さくらんぼは甘くなく、塩漬けにしてあるかんじ。

しそ巻きというのは初めて食べたのですが、食べてみてなんだかよく分からないかんじで、「キャラメルか！？」などとおもってしまいました。

ただし味はどちらかと言うとつまみにもってこい、の系統。

農林水産省選定　郷土料理百選というサイトによれば、

山形県の各家庭では、畑で摘んできた「しその葉」に、 特製の砂糖味噌とクルミやゴマを混ぜたものを巻いて、カラッと揚げて食しています。

とあります。

知らなかったー。
しかし聞いてみるとなるほどキャラメルっぽくなるかんじの製法です。



そんなこんなで、メインの牛めし部分ももちろんおいしいけれど、その他の部分で郷土食を色濃く主張する、良い駅弁なのでした。

ごちそうさまでした！

【購入月】2013年8月
【価　格】980円
【購入駅】JR新庄駅
【調整元】森弁当部
【リンク】ekiben.or.jp
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

米沢牛のすき焼きを食べてすっかり満腹になってしまいました。

夜は「牛肉どまんなか　塩」を買って食べようかと企んでいましたが、どう考えても入りそうにありません。

そんな中、米沢駅の２階にあるおみやげや物産を販売しているコーナーに立ち寄ってみると、なにやらかわいらしいパッケージのカツサンドを発見。

これくらいなら夜にちょうどいいのではとひらめいて、購入しました。



米沢豚一番育ち、という豚の肉を使用しているみたいです。



パッケージ自体がバスのようになっていて、かわいらしい。

調べてみると、このカツサンドを作っている「米沢牛デリカテッセン」というお店のデリカーなんだそうで、この車で他にもカレーパンや牛パンなどを販売しているそうです。



こっち側はこんなかんじ。



どことなくアンパンマン風のキャラクター。



蓋を開けてみると、おもってたよりちょっと小ぶりなかんじでした。



ソースに酸味が効いていて少し独特な味ですが、肉もジューシーで、とてもおいしいカツサンドでした。

もちろんビールと一緒に。

ごちそうさまでした！

【購入月】2013年4月
【価　格】680円
【購入駅】JR米沢駅
【調整元】上杉コーポレーション
【リンク】uesugijoshien.jp
【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです

最後に八戸の調整元、吉田屋の「焼きホタテとうにの磯ひつまぶし」です。



ひつまぶしと言えば名古屋のうなぎを思い出してしまいますが、一体どんなものなのか、見当もつきません。

そしてこれは温める機能がついた駅弁です。



箱から取り出し……。



蓋を開けてみるとこんなかんじ。

お弁当の中身の上に、なにやら出汁のようなものが乗っかっています。

「ホタテ潮汁」、なのだそうです。

これを一緒にこのまま温めるわけですね。

早速ひもを引きぬいて温めます……おお、蓋を触ってみると、なんだかすごく熱くなってる！

そして待つこと８分。



いいかんじに加熱できたようです。



名古屋のひつまぶしと同様、まずはそのままで食べてみます。

ホタテにウニ、その他海藻の磯の香りが口の中に広がります。うまい！

そしてある程度食べたところで、温まったホタテの潮汁を容器に開けて、混ぜてレンゲですくって食べます。

うふぁああ！　なにこれおいしい……。

温め系だし、無理やりひつまぶしっぽくして奇をてらった駅弁なのかとおもいきやとんでもない。

素材の味をこれでもかと引き出すためにこういう方式になっているのでした。脱帽。

ごちそうさまでした！

【購入月】2013年1月
【価　格】1,300円
【購入所】阪神百貨店催事場
【調整元】吉田屋
【リンク】koutazushi.com
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです

福島の郡山駅って、素敵です。

何が素敵って、東北本線で北へ南へ行けるのはもちろん、磐越東線でいわきへ、磐越西線で会津若松や新潟へ、さらには水郡線で水戸へも出られます。

青春18きっぷなどのフリーきっぷを持っていたら、どっちへ向かうか本当に迷ってしまうのです。



そんな郡山駅の駅弁売り場で、「鮭はらこめし」を購入。



さっそくホテルの部屋で開封です。



茶飯の上に、煮鮭の切り身といくら、付け合せにひしほ味噌と大根の味噌漬け。



ほんのり味付けられたごはんとあいまって、やさしい味なんだけれど、鮭もいくらも超絶の美味さ！

時おり付け合せでアクセントをつけつつ、一口、二口、三口……。

食べ始めたらもう止まりません。

素晴らしい駅弁との出会いをありがとう。

ごちそうさまでした！

【購入月】2012年10月
【価　格】1,000円
【購入駅】JR郡山駅
【調整元】ウェルネス伯養軒 郡山支店
【リンク】greenhouse.co.jp
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです

仙台から東京へ向かう道すがら、何を食べようかと思案の末に購入。



パッケージに開いた窓のまわりがウニのとげとげで、中に蒸しウニが覗くのがおちゃめです。

パッケージ自体はずいぶん小ぶりな印象。



郡山から水郡線に乗り換え、開封。

内容は、ウニの混ぜご飯の上に、蒸しウニ、いくら醤油漬け、わさび漬けを載せたもの。

贅沢感はありますが、量的な部分でのコストパフォーマンスはちょっと微妙かも知れません。



白石で買った地酒とともに頂きました。

ごちそうさまでした！

【購入月】2012年3月
【価　格】1,100円
【購入駅】JR仙台駅
【調整元】日本レストランエンタプライズ
【リンク】nre.co.jp
【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです