TONAKAIの駅弁だいすき！

出張とからめつつ、仙台から仙山線に乗って山形へ。

今年も列車内から霞城公園の桜を見ることが出来ました。



桜の咲いている期間、山形駅北の区間では徐行運転が行われます。
粋な計らいですね。

ひとまず駅弁を買って山形新幹線へ。



自由席は結構な混雑でしたが、なんとか座ることが出来ました。



というわけで今回のセレクトは、「やまがた花回廊弁当」です。

２段になった、幕の内系の駅弁です。
「牛肉どまんなか」という駅弁で有名な「新杵屋」による調整です。



見た目もなんだか豪華。



こちらの段は、
・さくらご飯と牛肉ご飯
・塩引き寿司
・さくらんぼ漬け
・すいか漬け
・蔵王漬け　そうめんかぼちゃ
となっております。

牛肉ご飯はさすが、新杵屋の味。
すいかの漬物って初めて食べたかも。



こちらの方は、
・山形牛と椎茸の串焼き
・たらの芽のベーコン巻き
・野菜の板麩巻き
・そば団子
・桜葉生麩
・舞茸の天ぷら
・厚焼き玉子
・かまぼこ
・将棋もろこし
・にしん煮
・いも煮と玉こんにゃく
が入っています。

いも煮と玉こんにゃくなんか、山形っぽくて嬉しいな。

将棋もろこし、というのは将棋のコマの形をしたお菓子です。
おもしろいですね。
ちなみに「香車」が入っていました。



どれもこれも美味しいのですが、いっぱいありすぎてそれぞれを堪能するというより忙しいかんじで食べてしまいました（それはぼくが悪いのですが）。

ゆったり食べられる時間があるなら、おすすめです。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年4月
【価　格】1,100円
【購入駅】JR山形駅
【調整元】新杵屋
【リンク】shinkineya.com
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

花輪線の雪景色を堪能した後、青森から津軽線へ。

蟹田駅にて、青春18きっぷで乗れる特急のひとつ、スーパー白鳥を待ちます。



青函トンネルを通る蟹田〜木古内間は普通列車が走っていないため、この区間は18きっぷで、追加料金無しで乗れるんです。

しかも乗車時間が１時間程度あるので、駅弁を食べるには最適です（座れれば）。



そんなわけで無事座れたので、青森駅で買った駅弁を食べましょう。

「大人の休日 津軽物語」という幕の内弁当です。

掛け紙というか帯封には、「特製誂え（あつらえ）弁当　ー満ち足りた時間と共にー」などと書いてあります。



なんと二段になっている駅弁です。二段というだけで俄然豪華な気分になれます。



おかずの方は、野菜の煮物、帆立、鶏肉の煮物、玉子焼きに鮭、かまぼこ、付け合せに長芋漬けなど。



ごはんの方もこれまた豪華で、青森県産米「つがるロマン」を使用した若竹ごはんと、うにごはん（うにごはん！）。ごはんが２種類も楽しめるなんて！

すべてのバランスが素晴らしく、本当においしいお弁当でした。しかも1,000円！

超オススメです。



ところで、スーパー白鳥の座席テーブルの裏には、こんな風に青函トンネルの図解と、だいたいの通過予定時間が書かれた解説が貼られていました。

トンネル通過中は景色も見えないので、こういう解説があると、ああいま海底深くにいるんだなあ、などと想像できるのでとても楽しいです。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年03月
【価　格】1,000円
【購入駅】JR青森駅
【調整元】ウェルネス伯養軒　青森支店
【リンク】greenhouse.co.jp
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです

もう一つは「仙台牛ひとめぼれ」。



いわゆる定番の牛肉弁当といういでたちです。

隠し味に、仙台味噌とはちみつを加えているという触れ込み。



一口いただいてみると……。

おもってたんと違う！！！（いい意味で）

いわゆる甘辛く炊いた牛肉というのとは少し違って、もう少し薄味で上品なかんじなのです。

それだけ肉の味に自信があるということでもあるでしょう。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年01月
【価　格】1,150円
【購入所】阪神百貨店
【調整元】株式会社こばやし
【リンク】kobayashibento.com
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

遅ればせながらではありますが、明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。

なんだかんだといろいろあって、今季は青春18きっぷの旅に出られません。

そんなこともあって、正月三が日も開けてつい先日、またまた近所のスーパーで駅弁催事が執り行なわれていましたので、いそいそと覗きに行って参りました。

時間的に少し遅かったので、かなり品揃えは減っていましたが……。



「魅せる海鮮　潮騒の彩り」という駅弁を購入してみました。

岩手県八戸の駅弁です。

「潮騒の」って入れちゃうあたりは、例のドラマの影響でしょうか。



パッケージには「がんばろう！　東北」の文字が。

例のドラマの影響もあって、八戸や久慈周辺には行ってみたいのですが、なかなかうまく都合が合いません。行きたいなあ。三鉄乗りたい……。



外箱から取り出し蓋を開けてみると……じぇじぇじぇ！

不思議なかんじできっちり区分けされ、海の幸が酢飯の上に並んでいます。

内容は、うに、ホタテ照り焼き、ホタテバター、たこ柔らか煮、かにフレーク、ズワイガニ棒肉、サーモンたたき、とびこ、いくら醤油漬け、それに付け合せとして大根漬け、ガリ、小松菜の和え物など。



どれもこれも、さすがに美味い。

もう、これは仕方ないので白ワインを冷蔵庫から引っ張り出してきて飲みましたよ。
合わないわけないですよね。はー、極楽。

ていうか、これ、酒飲み用の駅弁では？

酢飯の分量は少なめで、これだけ食べても意外と満腹にはならないかんじになっていました（わたしの場合）。

あえてひとこと付け加えるとするならば、これ自体は充分美味しいのですが、なにかひとつ駅弁ならではの工夫が欲しいような気もしました。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年01月
【価　格】1,200円
【購入所】スーパー催事
【調整元】吉田屋
【リンク】koutazushi.com
【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです

福島から奥羽本線各駅停車で米沢駅へ。

前回は逆方向に、しかも新幹線に乗っての旅だったので、各停だとまた違った趣がありました。

昔は赤岩駅から大沢駅まで、４駅連続でスイッチバックだったんだそうです。

あ、そうそう、峠駅で、峠の力餅を売っているところを目撃しましたよ（ぼくは買ってませんが……）。



米沢駅から米坂線へ乗り換えるのですが、待ち時間が結構あったので街歩きへ。



上杉神社まで行ったりなんかしましたが、歩くと結構な距離があります。

レンタサイクルでも借りれば良かったなあ。

 

さて、駅に戻って買い求めたのはこれ、「牛肉どまんなか　しお」。

牛肉の味付けが塩だれになっているもので、以前、「牛肉どまんなか」を食べたときに、これも食べてみたいなあ、と願っていた駅弁です。



蓋をあけるとこんなかんじです。



あにはからんや、コショーが添付されているではありませんか。



ここにお好みでコショーを振りかけて食べるわけですよ。

で、お味の方は……。おお、なんだかコショーでいきなり洋風なかんじ！

だがこの味、嫌いじゃない……いいえ、大好きです！

食べ進めるほどに、元祖牛肉どまんなかとはまた違った、さっぱりしつつもその分牛の旨味が感じられるような、充実した駅弁でありました。

ごちそうさまでした！



米坂線は、田園地帯は田園地帯でのんびりしていて良いのですが、山岳地帯に入ると何度も峠越えをするので、こちらもあにはからんや、エキサイティングな路線でした。

米坂線もオススメです！

【購入月】2013年8月
【価　格】1,100円
【購入駅】JR米沢駅
【調整元】新杵屋
【リンク】shinkineya.com
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです