TONAKAIの駅弁だいすき！

毎年恒例、阪神百貨店で執り行なわれた「有名駅弁とうまいもんまつり」に今年も行ってまいりました。

そしてこれも恒例、とりあえず会場で一つ買ってその場で食べてみることに。



豊後水道味めぐり、という駅弁を選んでみました。



九州駅弁グランプリ、準優勝なのだそうです。



掛け紙を開いてみると、このような紹介文が。



鯖や鯛や太刀魚など、大分の地の魚を使った、彩りも豊かな寿司の駅弁です。

何故か富山のしろえび素揚げとビールをお伴に。

味のほうですが、紹介文にもあるように、ただ普通の寿司ではなく、寿司飯の中に紫蘇や梅肉、マヨネーズなどを入れるという仕掛けがしてあって、どの寿司もちょっとこれまでに食べたことのないような味わいでした（口に入れて、思てたんとちがう！　というかんじ）。
それでいて、それぞれがそれぞれに非常に美味い。

味の組み合わせとバリエーションによっても、豊後水道の海の豊かさを表現しているような、とてもステキな駅弁でした。

ごちそうさまでした！

【購入月】2015年01月
【価　格】700円
【購入所】阪神百貨店
【調整元】鮨由
【リンク】facebook.com
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

未だに旅には出られていませんが、先日の阪神百貨店の駅弁フェアでいくつか友人と共同購入することができましたので、順次紹介したいとおもいます。



まずは佐賀県鳥栖駅の「蒸し焼麦（しゃおまい）復刻版」です。



「しゃおまい」とはつまりシュウマイのことで、中国本来の名称なのだそう。

経木の折に15個入って525円とは、なかなかのお値打ち感があります。

辛子とタレが付いていますが、何も付けずに食べるのがお奨めとのこと。



持ち帰って温めて食べました。

お味の方は……ほう、うまい！

何というか、551蓬莱のシウマイとも、崎陽軒のシウマイとも違う、あっさりしているけれど深い味わい。

キャベツとオイスターソースが使用されているのが決め手でしょうか。

ビールのアテにはちょうどいいですね。

ごちそうさまでした！

【購入月】2013年01月
【価　格】525円
【購入所】阪神百貨店催事場
【調整元】中央軒
【リンク】ekiben.or.jp
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

九州を鉄道でぐるぐる回ったあと、帰りの新幹線で食べようと小倉駅にて購入。



100系新幹線も、今はもう運行がなくなってしまいました。



北九州といえばかしわ飯。



当地の伝統料理が駅弁になる、理想的なパターンです。



かしわ（鶏肉）の出汁で炊いたごはんの上に、きざみ海苔、錦糸玉子、かしわのそぼろ。

おかずには鶏の唐揚げ、玉子焼き、昆布巻き、しば漬けとあって、食べ進めやすくなっています。

うぐいす豆とみかんも付いています。

歴史を感じさせる、滋味深い味でした。

ごちそうさまでした！

【購入月】2010年8月
【価　格】750円
【購入駅】JR小倉駅
【調整元】北九州駅弁当
【リンク】k-ekibento.co.jp
【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです

車窓が素晴らしい九州の肥薩線。

観光列車「しんぺい号」に乗って、矢岳越えやスイッチバック、ループ線などを堪能しながら吉松駅から人吉駅へ着きました。

人吉駅では日や時間帯によって駅弁の立売をしています。



この日も立売のおじさんががんばっていらっしゃいましたが、駅前広場に面してすぐのところにある調整元「人吉駅弁やまぐち」の販売所まで買いに行ってみました。



買ったのは定番の「栗めし」。



栗型の容器に入っています。



切り干し大根をまぜたごはんの上に、ごろごろと栗、栗、栗。

おかずはレンコン煮、高野豆腐、ちくわ、ミンチボール、だし巻き玉子、干瓢、ひじき、ふき煮など。

栗の風味を生かした、とっても素朴な駅弁でした。

球磨川の急流を車窓に見ながら。

ごちそうさまでした！

【購入月】2010年8月
【価　格】900円
【購入駅】JR人吉駅
【調整元】人吉駅弁やまぐち
【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです

ということで、今週は九州の駅弁シリーズにしてみましたが、最後は長崎です。

以前に長崎へ行ったとき、ぜひ食べてみたかった駅弁が「ながさき鯨カツ弁当」でした。

が、あいにくその日は売り切れだったようで、思い果たせず心残りのまま長崎をあとにしました。

そんな「ながさき鯨カツ弁当」でしたが、ある日百貨店の駅弁催事で見つけ、購入することができました。



この駅弁は長崎のくじら専門店「くらさき」の調整によるもので、他にもくじらの商品をたくさん扱っているようです。

（牛しぐれ寿司が見切れていますが、これはまた今度）

くじらのマークがかわいい。



紙袋もかわいい。



ごはんの上に鯨のそぼろと鯨カツ、鯨の竜田揚げが載っていて、付け合せに漬物がついているというシンプルな内容。



……うまい！！！

鯨肉というと、どちらかと言えばクセの強いあまり美味しくない肉、という昔のイメージがあるのですが、まったくそんなことはなく、とても味わい深く、ごはんにも合います。

これは素晴らしい駅弁でした。

是非もう一度、今度は長崎で手に入れて食べてみたいものです。

ごちそうさまでした！

【購入月】2012年1月
【価　格】1,050円
【購入所】阪神百貨店催事場
【調整元】くらさき
【リンク】kujira-shop.jp
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです