TONAKAIの駅弁だいすき！

18きっぷで関西から関東方面へ移動する際、豊橋駅でちょっと道草を。

豊橋の「壺屋」と言えば、いなり寿司が有名ですが、実は、豊橋駅構内に立ち食いそばのお店を開けていらっしゃいます。



そばもあるのですが、なんと言ってもここでは「きしめん」。

名古屋駅ホームのきしめんより美味いと評判の一杯です。

この日は天ぷらきしめんにしました。



うん、確かなうまさ！

ごちそうさまでした！

桜の季節、三江線の旅をしようと思い立ちました。

乗り換えの広島駅で「山のおべんとう」を購入、芸備線に乗り継いで、三次駅から三江線の単行ディーゼルカーに乗り込みます。

江の川沿いにゆっくり下っていく列車の中から満開の桜を眺めつつ、すでに一杯やりはじめました。

至福のときです。



乗り換えの石見川本駅で江の川の川原に出て、「山のおべんとう」を広げます。



箱書きには、「この弁当は広島県山岳連盟と広島駅弁当が共同で開発しました。売上の一部は、山岳環境保全基金として山岳環境の保全に役立てられます」とあります。

なるほど「山のおべんとう」です。



三種（梅、昆布、鮭）の海苔むすびに鶏肉照煮、出巻卵、焼鮭、さつま芋甘煮、蒟蒻煮、筍、蓮根、椎茸、人参それぞれの煮物が入っています。



とってもごくフツーのお弁当だよなあ、とおもいながら、おむすびをパクリ。

え！？　うまい！　なにこれ！！
そしておかずもそれぞれ、ちゃんと美味しいのです。
思い出すだけでよだれが出そうです。

フツーのおべんとうが、中身のそれぞれに仕事を施され、フツーにちゃんと美味しい、とってもオススメの駅弁です。

ごちそうさまでした！

【購入月】2010年4月
【価　格】750円
【購入駅】JR広島駅
【調整元】広島駅弁当
【リンク】ekibento.co.jp
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

夕暮れの函館駅で、有名な名物駅弁「鰊みがき弁当」を買いました。



函館から青森に移動し、今は定期運行のなくなってしまった寝台特急日本海に乗車します。



B寝台に落ち着いて、さっそく鰊みがき弁当を開封。



ごはんの上に、鰊の甘露煮、味付け数の子、茎わかめに沢庵。

鰊はたいそう美味しかったのですが、どういう訳か数の子についた漂白剤のようなつんとくる匂いがどうしてもダメで、数の子はほとんど残してしまいました。



いっそ数の子を入れずに鰊をもう少し入れてくれたほうが……とおもってしまいました。残念です。

もちろんこれは個人的な感想で、ほとんどの方は気にせず食べていらっしゃるようですが……。

ごちそうさまでした……。

【購入月】2010年11月
【価　格】840円
【購入駅】JR函館駅
【調整元】みかど
【リンク】jr-shop.hakodate.jp
【推薦度】★☆☆☆☆
※価格は購入時のものです

新潟の越後湯沢駅には、越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」という、日本酒好きにはたまらない夢のような施設があります。

ずらりと並んだ越後のお酒を、試飲できるのです。

500円で専用のメダル５枚を購入し、メダル１枚につきおちょこに１杯づつ試飲ができます。



お酒に合う塩のコーナーなんていうのもあって、酔っ払い一直線です。



酔っ払ったサラリーマンのオブジェ？　なんかもあったりします。

楽しい施設なので、日本酒好きの方は是非訪れてみてください。

ぽんしゅ館ウェブサイト



そんな越後湯沢駅でほろ酔い気分になって駅弁を購入。

在来線で「日本一のモグラ駅」こと、土合駅を訪問しました。

土合駅の下りホームは地下70mの新清水トンネルの中にあります。

上り駅のホームに降り立ち、連絡通路を抜けて462段もある階段を降りること約10分。ようやく下りホームにたどり着きました。



ひと通り地下ホームを見学して、階段を上ります。
ちょっとした山登りです。

いいかんじにおなかが減ってきました。
地上駅舎の待合室で今回購入の駅弁、「いくらたらこめし」を広げます。



魚沼産コシヒカリのごはんの上に、いくら醤油漬け、たらこ、椎茸煮、錦糸玉子にきざみ海苔、沢庵。

いくらもたらこも美味しいのですが、聴いていた噂通り、これは「ごはん」がおいしい駅弁でした。
さすがお米の本場、新潟です。



そんなわけで、銘酒八海山と合わせていただきました。



相性ばっちり。
ごちそうさまでした！

【購入月】2011年5月
【価　格】1,000円
【購入駅】JR越後湯沢駅
【調整元】合資会社川岳軒
【リンク】ekiben.jp
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

大阪から九州へのアクセスは、いろんなルートがあって便利です。
新幹線や飛行機はもちろんですが、海路も充実しています。

北九州へ行く便、別府への便、鹿児島の志布志へ行く便など。

「宮崎カーフェリー」もその一つです。

というわけでこのときは、宮崎カーフェリーで宮崎港へ。
朝日を見ながらの到着です。



港からバスで宮崎駅に着くと、まずはコンコースの駅弁売り場を覗きました。

宮崎駅の「宮崎駅弁当」さんには、駅弁にしてはかなりリーズナブルなお弁当が並びます。
「椎茸めし」なんかがとくに有名です。

今回は「日向鶏べんとう」をチョイス。



この駅弁、そうです。
「チキン南蛮」の駅弁なのです。
宮崎に来たらチキン南蛮を食べたいじゃないですか！
（と言いつつ前日フェリーのバイキングでも食べたんですけどね）

それにチキン南蛮だけでなく、地鶏の炭火焼も付いています。

デザートに日向夏ゼリーも付いてます。



冷たいチキン南蛮て正直どうなの？
とも実はおもっていましたが、心配は杞憂に終りました。

うまい！

そして地鶏の炭火焼もいい。

う〜〜〜ん、居酒屋気分！
ビールを開けて、ほろ酔いに。



青島から志布志へ向かう普通列車の中で食べました。

とてもコストパフォーマンスの高い、オススメの駅弁です。

ごちそうさまでした！

【購入月】2010年12月
【価　格】720円
【購入駅】JR宮崎駅
【調整元】宮崎駅弁当株式会社（いなだ）
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです