江差線の観光を終え、木古内駅でまたスーパー白鳥に乗り換え、北海道を後にします。
もう遅い時間でしたので、この日は青森に宿泊することにしました。
問題は晩ごはんです。
駅弁でもいいんですが、ちょっと淋しいかなあ、ということで、青森の街に繰り出しました。
とは言えファストフードやファミレス、系列の居酒屋では、やっぱりちょっと淋しいのです。
ということで、ほとんど青森駅から一番近い大きな商店街の入口に、津軽郷土料理を出す「鱒の介」という店があったので入ってみることに。
平日ということでお客はあまり入っていませんでしたが、とりあえずカウンター席へ。
生ビールとセットになった「鱈のじゃっぱ汁」「いか一夜干し」を注文します。
鱈のじゃっぱ汁です。
「じゃっぱ」というのは「雑把」ということらしく、つまりは鱈のあら汁なのだそうです。
これがまたまあ、暖まるというか、五臓六腑にしみわたるというか、素朴だけど鱈の旨味が存分に染み出していて、美味い。
あ、写真は撮り忘れましたが、イカの一夜干しもほんとうに美味しかった。
ついつい調子にのってここでお銚子を一本。地酒の「じょっぱり」を燗で。
青森と言えばホタテ貝ですが、こちらはそのホタテの殻を利用した「貝焼き味噌」です。
とき卵と味噌が基本らしいですが、ちゃんとホタテも入ってました。
これもまた旨い。
そんなこんなでまたまた調子にのって地酒の「田酒」をもっきりで頂き、いい気分になったのでした。
ごちそうさまでした!
青森の夜よ、ありがとう。
【リンク】
食べログ
http://ekiben.no-mania.com/Entry/205/【青森】鱒の介 青森の郷土料理