TONAKAIの駅弁だいすき！

前回の旅からずいぶん日にちが経ちましたが、未だに次の旅には出られていません。

梅雨とはいえすっかり夏っぽくなってきた今日この頃、今年もこういった雑誌が出てきますよね。



そう、「青春18きっぷ」を主題にした旅行雑誌が。
ついつい書店で見かけると買ってしまいます。
左は「旅と鉄道」の増刊で、右は「旅の手帖７月号」です。



なんとこの「旅の手帖７月号」には、「定番駅弁100」という付録の小冊子がついてきます。



定番とは言え、知っていたり食べたことのある駅弁だけでなく、わりとたくさん知らない駅弁も載っていたりするので、これは参考になるなあ、とおもいました。

ああもう、こんなの見てるとおなかもへってくるし、旅に出たくなるよ！

東京で仕事を終えた翌日、そのまま帰るのもつまらないので、静岡のどこかで昼食をとることにしました。

そこで前々から友達に聞いたりテレビで見たりなどして気になっていた「炭火焼レストラン さわやか」に行ってみることに。

静岡駅の近く、新静岡駅のビルなどにもあるようでしたが、この日は六合駅から歩いてしばらく行ったところにある「島田店」にしました。



ごく普通の、ロードサイドにあるファミリーレストランというかんじです。

メニューはもちろん、「げんこつハンバーグ」を注文。

店の方が鉄板に乗ったどでかいハンバーグを席まで運んできて、その場でそれを半分に切り分け、まだ赤い肉のままの面を鉄板に置いて、押し付けるようにして焼いてくれます。
じゅうじゅう。



その後、服に飛び散らないように宣伝などの書かれたチラシ（？）を手前に持ちながら、ソースをかけてもらいます。

ソースにはオニオンソースとデミグラスソースがあります。
今回はオニオンソース。



出来上がり！

一口食べてみると……おお、なんという肉々しさ！

ビーフ100％でありつつ、ミンチの肉がまあまあゴロっとしていて、タルタルステーキをそのまま焼いたような感じを受けました。

これは肉好きにはたまらない逸品です。

ちなみにげんこつハンバーグは250gで、一回り小さいおにぎりハンバーグ（200g）というメニューもありました。その日の肉欲に照らしてどちらを食べるか決めるといいとおもいます。

ごちそうさまでした！

【リンク】genkotsu-hb.com

宇都宮の餃子を堪能した翌日、烏山線に乗車してから返す刀で日光線に乗車。

JR日光駅にたどり着きました。



なかなかに風格のある駅舎です。なんと大正元年に建てられたものなんだそうな。

それにしても外国人観光客が多く、さすが観光地日光、とのおもいを新たにしました。

解体修理中の三仏堂や日光東照宮などをお決まりのコースで見学し、帰路はせっかくなので東武日光駅に寄ってみました。



こちらはJRとはうって変わって山小屋風の造りになっています。



駅舎内で駅弁売り場を発見。

そういえばJRには駅弁売り場のようなものがないのですが、こちらの東武日光駅ではかなりプッシュしているようです。



そんなわけで、名物ゆば入りという「鶏わっぱ」を買ってみました。



掛け紙と蓋を取るとこんなかんじ。

鶏ガラスープで炊いたごはんの上に、大量の鶏のほぐし身と、手羽先、椎茸・蓮根・人参と、出汁の染みたゆで玉子、栗などが載っています。



この手羽先がなんともいえずほろほろで、たいへん美味でした。

正直、ゆばの存在にはあまり気づきませんでした……（ごはんの中に細かく刻まれたゆばをちょっとだけ発見しましたが）。
細かすぎて、気づかずに食べているのかも知れません。

それはさておき、本当にびっくりするほど鶏のほぐし身が入っているので、鶏肉好きの方には超オススメですよ。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年4月
【価　格】880円
【購入駅】東武日光駅
【調整元】日光鱒鮨本舗
【リンク】masuzushi.com
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです

山形から栃木県宇都宮まで下ってきました。



せっかく宇都宮に来ましたので、餃子を食べないわけには行きません！

そんなわけで、とりあえず一軒目。
「宇都宮みんみん」にやってきました。



満席で少し待ちましたが、店内へ。

メニューを見ると、飲み物とごはん以外は本当に餃子しかありません。

「ヤキ（焼き餃子）」を１人前頼みます。ビールも。



来ました。

皮パリっパリ。中身しっとり。

いわゆるスタンダードな餃子というかんじですが、なかなかに美味かった。

ちなみにチェーン店の「珉珉」とは関係ないそうです。

ここはこれくらいにして次に移動します。



宇都宮駅西口すぐのところにある、「餃天堂宇都宮西口店」に来てみました。
（食べたのは夜ですが、お店の写真を撮り忘れたので翌日の朝に撮っています）

店内はほぼカウンター席。

ちょうど食べ歩きにおあつらえ向きの「３・３セット」（焼き餃子３つと水餃子３つ）というのがありましたので、それを注文します。



来ました！



水餃子はほうれん草を練り込んであるとのことで、緑色です。
たっぷりのスープに浮かんでいて、ここにしょうゆなどで味付けしてスープごと味わってくれとのこと。



こちらが焼き餃子。
焼き目が食欲をそそります。
こちらはなんと、一味マヨネーズで食べるのがオススメとのこと。

せっかくなのでその方法で一口食べてみますと……ジューシーで旨い！！！
焼き目の部分はカリッと、そうでない部分はもちっと、そんでもって肉汁ぷっしゃーですよ。
餃子って感覚で食べるとびっくりするかも知れません。

水餃子の方も、もちっとプルプルしていて大変美味しく頂きました。

ごちそうさまでした！



ちなみにその餃天堂の隣には、宇都宮の駅弁調整元「松廼家」のお店がありました。

「駅弁食堂」とありますが、中で食べられるのかなあ？
そのへんは、今回はよく分かりませんでした。

こんど営業時間中に来てみたい。

【リンク１】宇都宮みんみん
【リンク２】餃天堂

出張とからめつつ、仙台から仙山線に乗って山形へ。

今年も列車内から霞城公園の桜を見ることが出来ました。



桜の咲いている期間、山形駅北の区間では徐行運転が行われます。
粋な計らいですね。

ひとまず駅弁を買って山形新幹線へ。



自由席は結構な混雑でしたが、なんとか座ることが出来ました。



というわけで今回のセレクトは、「やまがた花回廊弁当」です。

２段になった、幕の内系の駅弁です。
「牛肉どまんなか」という駅弁で有名な「新杵屋」による調整です。



見た目もなんだか豪華。



こちらの段は、
・さくらご飯と牛肉ご飯
・塩引き寿司
・さくらんぼ漬け
・すいか漬け
・蔵王漬け　そうめんかぼちゃ
となっております。

牛肉ご飯はさすが、新杵屋の味。
すいかの漬物って初めて食べたかも。



こちらの方は、
・山形牛と椎茸の串焼き
・たらの芽のベーコン巻き
・野菜の板麩巻き
・そば団子
・桜葉生麩
・舞茸の天ぷら
・厚焼き玉子
・かまぼこ
・将棋もろこし
・にしん煮
・いも煮と玉こんにゃく
が入っています。

いも煮と玉こんにゃくなんか、山形っぽくて嬉しいな。

将棋もろこし、というのは将棋のコマの形をしたお菓子です。
おもしろいですね。
ちなみに「香車」が入っていました。



どれもこれも美味しいのですが、いっぱいありすぎてそれぞれを堪能するというより忙しいかんじで食べてしまいました（それはぼくが悪いのですが）。

ゆったり食べられる時間があるなら、おすすめです。

ごちそうさまでした！

【購入月】2014年4月
【価　格】1,100円
【購入駅】JR山形駅
【調整元】新杵屋
【リンク】shinkineya.com
【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです