今はもう廃止になってしまいましたが、熊本〜宮地の間を走る「あそ1962」という観光列車がありました。
レトロな昭和の雰囲気の内装の、落ち着いたかんじの列車でした。
他のJR九州の列車と同様、水戸岡鋭治氏のデザインです。
そしてなんと、この列車専用の駅弁が考案され、車内で売っていました(主には予約が必要でしたが、このときは乗車時に注文しました)。
それが「阿蘇のうなり」です。
「うなり」というのは「宇奈利」と書いて、阿蘇のお祭りで神様に差し出すお膳のことなんだそうです。
掛け紙をはずすと、すのこに巻かれた駅弁が。
おもしろいのが、この駅弁は地元阿蘇の有名店が6軒で集まり、共同でつくっているということです。
「五目炊き込みご飯と煮物」は「お食事処 はなびし」。
「馬スジの煮込みとハンバーグ」は「阿蘇とり宮」。
「豆腐てんぷら」は「木村とうふ店」。
「ハムカツ」は「ひばり工房」。
「しょんしょん(もろみ)」は「やまべ麹屋」。
「季節の甘味」は「後藤万十店」、といった面々です。
どの料理も手が込んでいて、とてもおいしかったです。
もう食べられないのが本当に残念!
ごちそうさまでした!
【購入月】2010年8月
【価 格】1,200円
【購入所】JR九州 観光列車「あそ1962」車内
【調整元】上記6軒
【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです
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