3月の中旬、福知山へと出かけました。
駅前にはC11蒸気機関車が転車台と共に静態展示されています。
経営母体が替わって「京都丹後鉄道」になる直前、まだ「北近畿タンゴ鉄道」だった頃です。
目的はそう、「あかまつ」「あおまつ」に続いてデビューした水戸岡鋭治デザインの列車「くろまつ号」に乗車するためです。
「あかまつ」「あおまつ」と異なり、「くろまつ」は列車内で様々な食事や飲み物を提供するため専用の列車になっており、3つのコースのどれかを選んで乗車する企画列車といったかんじのものになっています。
行先表示も「団体」となっています。
落ち着いた雰囲気の車内。
おしゃれっぽいテーブルセッティング!
ワインでも飲みたい気分になりますが、今回は「スイーツコース」での乗車です。
ちなみに飲み物はコーヒー、紅茶、ジュースなどの中から一つを選び、それが乗車中は飲み放題となります。
乗車記念のカードがもらえますよ。
発車してほどなくすると、スイーツが配膳されます。
丹波風土の提供する「丹波の和ごころ」。
このような解説が付いています。分かりやすい。
どの部分も美味しいけれど、中に入っている白玉がとても美味しかったなあ。
KATASHIMAの提供する「福山ファームさんの朝摘み苺とピスタチオのお菓子」。
これも美味い。
どちらかと言うとスイーツなんて普段はそんなに食べない方なんですけれど、どれもこれも甘すぎず素材の風味を活かしていて、ついつい箸じゃなかったスプーンが進んでしまいます。
こちらのアップルパイも、香ばしくて美味しかったよ。
食事後、おみやげももらえます。
このコースの運行は福知山から天橋立までで、乗車時間は70分強くらい。
流れる風景を見ながらスイーツを楽しんでいると、あっという間に終着駅です。
なかなかの値段ではありますが、ランチコースなんかにも乗ってみたいなあ。
【リンク】
trains.willer.co.jp
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http://ekiben.no-mania.com/Entry/234/【北近畿タンゴ鉄道】くろまつ号 スイーツコース