東京駅の良いところのひとつに、全国各地の駅弁を売っている店がある、というのがあります。
それが、
駅弁屋 祭。
百貨店で言えば、エヴリデイ駅弁フェア状態。
なんなら東京駅に住みたいくらい。
出張帰りにここに立ち寄り、目移りしながら10分は迷って購入したのがこの駅弁。
新潟県は新津の駅弁、鮭の焼漬弁当です。
鮭の焼漬、というのが郷土料理なんだそう。
「焼いた銀鮭を一晩秘伝の“タレ”に漬け込んだ」とのことで、焼いてから漬けるから、焼き漬け、というわけですね。
開けてみると、カッチリした容器にカッチリ盛り付けられたおかずの数々。
内容は、鮭の焼漬に、コロッケ、玉子焼き、竹の子煮、豆昆布煮、大根味噌漬け、筋子、そしてパイン。
ごはんはもちろんコシヒカリ。
わたしはこの弁当の食べ方を間違えました。
みなさん、くれぐれもおかずは鮭の焼漬から食べるようにしましょう。
この鮭の焼漬、風味も独特でおいしいのですが、なかなかの濃い味付けです。
それは、美味いコシヒカリと一緒に食べてその真価を発揮するのです。
あーこのコロッケおいしいなあ、などと周辺のものから手をつけてはなりません……。
バランスを考えてか、玉子焼きは素朴で薄味。豆昆布煮も甘め。
筋子はほんの少々という量ですが、これがまたごはんに合う!
なぜパインなのか、と疑問におもっていたけれど、最後に食べるとなんだか納得したなー、腑に落ちたなあ、とおもってしまう、不思議な駅弁でありました。
ごちそうさまでした!
【購入月】2013年12月
【価 格】990円
【購入駅】JR東京駅
【調整元】三新軒
【リンク】
sanshinken.co.jp【推薦度】★★★☆☆
※価格は購入時のものです
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http://ekiben.no-mania.com/Entry/193/【新津】鮭の焼漬弁当