これはちょっとした失敗というか笑い話を含むものなんですが……。
広島電鉄を広電宮島口駅まで堪能した後、大急ぎで帰りのJRに乗り込もうとしたわけですが、駅弁の手当が出来ていなかったのでこれも大急ぎで売店で買い求めたわけです。
それで、宮島口の名物駅弁「あなごめし」が売り切れだったため、同じ売場に置いてあった「穴子の黒米寿司」を買ってみたのですよ。
さてとおなかもすいてきたので、東へ向かう普通列車の中でいざ開封。
宮島っぽい掛け紙です。
駅弁の割りには、どうも包装が重厚すぎるような……。
ええ!? 真空パックみたいなんしてあるし……。
開けてみると……。
凍ってる!!!
そうです。これは駅弁ではなく、おみやげ用に冷凍してある寿司だったのです……。
中に入っていた説明書きによると、「真空のまま自然解凍しておいたものを、パックから取り出して、15分程蒸し器で蒸されることをお奨めいたします」とのこと。
でもでも、このときは食料と言ったらこれしか買っていないし、もう夜も遅くて駅弁を売っているような駅もなさそう。
そんなわけで、しばらく網棚に放置して自然解凍し、頂きました。
そうすると奥さん、これが美味いのなんのって!
濃厚な穴子の味と黒米の風味が醸しだすハーモニーが絶妙なんですよ。
ちゃんと温めて食べたらもっと美味しかったろうなあ、という、ちょこっと残念なおはなしでした(いや美味しかったからいいんだけどね)。
ごちそうさまでした!
【購入月】2012年10月
【価 格】1,373円(3個入り)
【購入駅】JR宮島口駅
【調整元】うえの
【リンク】
anagomeshi.com【推薦度】★★★★☆
※価格は購入時のものです
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http://ekiben.no-mania.com/Entry/145/【宮島口】穴子の黒米寿司