福井駅前から福井鉄道の路面電車で田原町へ向かう短い旅。
たどり着いた田原町駅は、とても風情のある昔懐かしい佇まいの駅でした。
えちぜん鉄道で福井駅へ戻り、いい時間になってきたので昼ごはん用の駅弁を調達しようと駅弁売り場へ。
いろいろと物色しましたが、どうもぴんと来るものが見つからないので、駅の商業施設の方にある番匠本店の売り場へ行ってみました。
そこで見つけたのがこの「左内弁当」。
越前の国出身である幕末の志士、橋本左内から名前をとっているようです。
さて、敦賀から京都へと南進する新快速の中で開封。
内容は、いわゆる幕の内弁当と言えるもので、調製元の番匠本店のウェブページでは分類としては駅弁には入っていません。
ですが、味が本当にすばらしい。
内容は、俵型のごはんに、かぼちゃ、椎茸、人参等の煮物、鶏の唐揚げ、ほうれん草の胡麻和え、紅鮭、豚ロース串かつ、しそ団子串、玉子焼き、有頭海老。
この串かつの美味さ!
唐揚げもいいかんじに柔らかく香ばしい。
玉子焼きも繊細な味。
どれをとっても仕事に手抜かりのない仕上がりで、価格も安く抑えられており、大満足のお弁当でした。
これを駅弁と呼ばないのは本当にもったいない話なので、ぼくは駅弁だと言い張りたいとおもいます。
そうこうするうちに、琵琶湖の北部が顔を覗かせて来ました。
ごちそうさまでした!
【購入月】2012年10月
【価 格】685円
【購入駅】JR福井駅
【調整元】番匠本店
【リンク】
banjyo.jp【推薦度】★★★★★
※価格は購入時のものです
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http://ekiben.no-mania.com/Entry/114/【福井】左内弁当