TONAKAIの駅弁だいすき！

盛岡から東北本線を下り、仙台駅へ。
そこから仙山線で山形へ行き、そこで一泊しようと考えていたのですが、突然の大雨。

仙山線が途中で不通になってしまいました。
急遽行き先を変更して福島へ行くことに。



ここ数年、よく福島に泊まっているので、なんだかホーム感があります。

ホテルにチェックインした後、とくに予定も考えていなかったので、ファミレスで軽く飲みながら予定を考えます。

ふむ。福島は餃子と焼き鳥の街なのか……これはいっちょう食べてみたいではないですか。
訪れたのが日曜日だったためか、あっちへ行っては閉まってて、こっちへ行っては閉まってて、などしていましたが、ようやく開いている店に到着。



この看板のストレート感。



その名も餃子会館。
この看板も好き。

「会館」と言っても普通のお店、なんでしたらちょっと小さめのお店です。
店内はカウンターがメインで、数人の先客があり。
餃子一人前とレモンサワーを頼みました。
レモンサワーにはザーサイのおつまみ付き！



いわゆる福島餃子って、円盤状に並べて焼かれているかんじなのだそうですが、こちらのお店の餃子はいたって普通の見た目です。
なんと注文を受けてから餃子を包むんだそうな。

たぶん、味は普通で普通にうまいんだとおもいますが、店の雰囲気や店主と女将さんから滲み出る人柄もあってか、ことのほかおいしく感じました。
次はラーメンも食べてみたいなあ。

ごちそうさまでした！

【リンク】食べログ

宮古から快速「リアス」で一路盛岡へ。



とても山深い中を、列車はずんずん行きます。

この旅の初日、大雨に見舞われて盛岡に辿りつくのがひどく遅い時間になってしまい、予定していた盛岡冷麺が食べられなかったことをおもいだしました。



そんな訳で、八戸〜久慈〜宮古……と、ぐるっと一周して盛岡に戻ってきたわたしは、盛岡冷麺を食べさせる「ぴょんぴょん舎　盛岡駅前店」へとやってきたのでした。



前回、春先に盛岡を訪れたときには「盛楼閣」というところで盛岡冷麺を食べましたが、今回はまた別のお店で、ということにしました。

店の前に着くと、既に数人が行列しています。そんなに人気なのか……。



しばらく待って、３階へと案内されました。
想像していたのと違って、店内はなんだかオシャレな雰囲気だったり、落ち着いた雰囲気だったりしています。

座った席は上の写真の座敷（？）ではなく、焼き台のない冷麺だけを食べる客専用っぽいテーブル席でした。お一人様にも優しいかんじのお店です。



サイドメニューも充実。



やっぱ盛岡冷麺ですよね。



サイドメニューに「ネギニラチヂミ」のミニサイズを注文してみました。
大阪で食べるチヂミと違って、白ネギが入っています。
これがこんがり焼けて甘みが出ていて、とてもおいしかったのでオススメです。


 
そして盛岡冷麺。安定のおいしさでした。
（盛楼閣の冷麺とどう違うのか、というのは正直よく分かりませんでしたが……すみません……）

選べる辛さを「特辛」にしてみたところ、食べているときはさほど感じませんでしたが、食べ終わってから口の中がヒーヒーになってしまいました。中辛くらいにしておくべきだったかな。

ごちそうさまでした！

【リンク】pyonpyonsya.co.jp
通信販売もあるみたいですね！

小袖海岸から自転車で久慈の街に帰り着いたら、涼しいとは言ってもさすがに疲れて一旦ホテルで休憩。夕方になって、また街を散策にでかけました。



駅前デパートも夜の装い（？）。



北三陸駅（久慈駅）も昼間の賑わいが嘘のように静かです。



三陸リアス亭もシャッターが閉まり、待合室には誰もいません。



というわけで、駅からもそう遠くない場所にある喫茶店「モカ」にやってきました。

「モカ」は、駅にある「三陸リアス亭」と合わせて、「あまちゃん」に登場する「軽食＆喫茶リアス」（夜は「スナック梨明日」）のモデルになったお店なんだそうです。

お店には、ドラマで出てきたようなカウンターもありましたが、そんなに混んではいなかったのでテーブル席に着座。



とりあえず生ビール！

そう、「モカ」は喫茶店ということになっていますが、アルコールのメニューがかなり充実しているのです。



座っていた席から見える水槽と、その向こうにあるいろんな役者さんなどのサイン。



という訳でやってきました「たまごサンド」。
たまごサンドは、モカの名物メニューの一つなんだそうです。



パンとたまごがふわっふゎで、ケチャップが少し効いていて、とても美味しい！
付け合せのきゅうりの浅漬もなんかいい！
値段も400円で、まあまあボリュームもあります。
これはほんとうにおいしかった……。また食べたい！

他にも、スパゲッティナポリタン（ドラマでも出てきましたね）も名物のようですが、さすがに両方は食べられないので断念。

隣に座っていた観光客らしきお客さんは、ナポリタンを食べつつたまごサンドをテイクアウトしていました。うーん、その手があったか！！

いやあ、また来たいお店です。

ごちそうさまでした！

【リンク】食べログ

せっかく「北限の海女」の里にやってきたんだから、海女さんの実演を見ないという手はないですよね。



見学料500円を払って見学します。

シーズン中（７月〜９月）は土日祝日に１日三回、素潜り漁の実演が行われるようです。
平日は団体の予約のみ。詳しくは下記サイトをご参考に。
岩手観光ポータルサイト



とったどー！



なかなかの大漁です。



実演で採ったうには、その場で希望者にひとつ500円で振舞われます。
これは、海女さんたちの活動資金になるそうです。
そういえばここに大きな「海女センター」の建物を建てるみたいで、いろいろと工事をやっていました。

てなわけでわたしも一つ……。



小さかったのでちょっとおまけしてくれました。



殻付きのまま、とくに何もつけずに、スプーンですくって食べます。

まさに生きているやつなので、これ以上新鮮というものはない訳で、おいしい！

ただ、さっきまで海の中にいたからか、ちょっと塩辛かったかな……。

いずれにせよ、これは現地に来なければ絶対に味わえない味です。

ごちそうさまでした！

まめぶ汁を食べて、ひとまず一旦満足したものの、うに〜〜〜、生うに〜〜〜、という欲望がふつふつと沸き上がってきます。

あー、生うに売ってる店を発見……。
牛乳瓶みたいなのに入って1,500円だよ……。
生うに丼はそれにプラスごはん代100円だよ…………。

朝も焼きうにをいっぱい食べたし、無理に食べなくていいかなあ、とも考えましたが、せっかく本場にやって来ているわけで、ええい！　と生うに丼を注文してしまいました。

あ、それとビールも……。



ごはんに、ずろーんと瓶一本分の生うにをのっけ、刻み海苔を載せただけのシンプルなものです。

醤油を少しだけ垂らして食べます。

んぐぬぬぬ！　うまい、うますぎる……。

やきうにも美味しいですが、やはり生うにのこの濃厚な味は独特な美味さがあります。

醤油をかけなくても美味いし！

ビールも飲んでしあわせ！

などとおもっていると、



ほい。

店のオーナーらしき漁師のおじさんが、かにをくれました。

「ビールも飲んでるんだから、こういうのがいるかなとおもって、サービス」
とのことです！！

この蟹は「へらがに（平蟹）」と言って、小ぶりなのでこの辺では地元で全部食べてしまうからよそには出まわらないものなんだそうです。
殻が柔らかいので足をバキバキもいでしゃぶりつくように食べるのが良い、とのことで、そのように。

ああ、これも美味い……。ビールに合う……。漁師さんありがとう。

ごちそうさまでした！




「じぇじぇじぇ」発祥の地、ですって。