TONAKAIの駅弁だいすき！

今週は、駅そばやそばの弁当などの特集にしたいとおもいます。

立山黒部アルペンルートを、大観峰からロープウェイで下ると黒部平駅に到着します。



黒部平では、「黒部そば」という立ち食いそば屋があって、おそらく富山駅の「立山そば」と同じそばを食べることができます。



味も同じで、まったくもっておいしいです。

が、なかなか辿りつけない山の中だけあって、お値段は倍近くします。

でも、こんな場所なかなか来られないし！　とおもって、記念にかけそばを頂きました。

ごちそうさまでした！



あ、立山駅～黒部平駅売店で売っている立山地ビール「星の空」も最高！

石狩と十勝を分かつ狩勝峠をトンネルでくぐると、いちばん初めに止まる駅が新得駅です。

新夕張〜新得間は青春18きっぷの特例で、別料金を支払うことなく特急の自由席に乗れることは有名ですよね。
ぼくもこのとき、はじめてこの特例を活かして特急に乗りました。



そんな新得の町は、そばで有名な町。

駅には、駅そば「せきぐち」があって、新得に立ち寄ったら必ずここで一杯、という人も少なくないようです。



手打ちの黒い太麺に、あっさりした出汁。



320円（かけそば）で気軽に名産を食べられるのがいいですね。

ごちそうさまでした。

「せきぐち」は駅前にもお店があるので、今度はそちらでも本格的な新得そばを食べてみたいです。

富良野と言えば「北の国から」。

実はリアルタイムではちゃんと観ていなくて、最近になって最初のテレビシリーズから観なおしています。

倉本聰の脚本は実に練られているというか意地が悪いというかで、さっき泣いたとおもったらこんどは同じことで笑わせられたり、また泣いたりと、感情があっちこっちにゆさぶられて、目が離せません。



そんな「北の国から」にもよく登場していた富良野駅には、「駅の立喰 圭子ちゃんの店」という駅そば屋さんがあります。

この日は早朝に旭川を発って何も食べていなかったので、駅そばで朝ごはん、ということにしました。



月見そばを注文。

お店の中の、おそらく「圭子さん」が手際よく作ってくれます。



出汁は色が濃いですが、塩辛いわけでもなく、甘めでおいしかったです。

ごちそうさまでした。


そういえば富良野駅のほど近くには、「北の国から」資料館があります。

次回、富良野に寄ったときには、是非見学してみたいなあ。

18きっぷで関西から関東方面へ移動する際、豊橋駅でちょっと道草を。

豊橋の「壺屋」と言えば、いなり寿司が有名ですが、実は、豊橋駅構内に立ち食いそばのお店を開けていらっしゃいます。



そばもあるのですが、なんと言ってもここでは「きしめん」。

名古屋駅ホームのきしめんより美味いと評判の一杯です。

この日は天ぷらきしめんにしました。



うん、確かなうまさ！

ごちそうさまでした！

2010年11月の初め、稚内から宗谷岬を訪れました。
雪もなく、まだ本格的な冬は始まっていないけれど、道外の人間にとってはすでに寒さ厳しく、あたたかいものが欲しくなる気候です。



稚内駅はこの頃、すでに半分くらい建て替えが進んでいました。
写真の昔ながらの駅舎の手前には、ピカピカの真新しい建物が。中にはシネマコンプレックスやバスの待合所が入っています。



そして昔ながらの駅舎の中には、昔ながらの立ち食いそば、「そば処 宗谷」がありました。

しかし残念ながら現在は駅舎の前建て替えが完了し、旧駅舎は取り壊され、それと共に「そば処 宗谷」は閉店してしまいました。



出汁のよく効いたそばが、本当にうまかった。
あたたかかった。



最北の鉄道駅に着いた旅人を暖かく迎えるそば屋はもうありません。

ですが、閉店前に一度は食べることができて、本当によかったです。

稚内の街自体は、いろいろと魅力のある街ですので、是非また訪問してみたいとおもいます。
おいしいラーメン屋もありますし。

ごちそうさまでした。